top of page
001.jpg

⼩⽉のプラットフォーム

YSK社屋

用途地域による都市計画は都市を発展させるうえで有用ですが、性質の大きく異なる用途地域間の境界においては、その差を広げる建築ではなく、変わり目としての建築を建てることで、街が住みよくなると私たちは信じています。
YSK社屋は住居系地域と産業地帯の境目にあり、地域内外の住民が産業地域での職を得るための人材派遣会社です。ただの事務所を目指すのではなく、この地域に住み、この地域で働く人の拠り所になることを目指しました。
東西に長い直方体のオフィスの周囲に1.7mのバルコニーをつくり、先端に日本住宅の伝統的な日射制御装置である「簾」から引用した木製の水平ルーバーを取り付けることで、省エネルギーで快適なオフィス環境と前面道路の歩行者への軒下空間を創出しています。

Purpose / 社屋 Site / 下関市 Year / 2022 Photo / Y. Harigane

bottom of page